2020-01-01から1年間の記事一覧
さて、前回ハローワークから『主治医の意見書』という書類を渡されたことをお話ししましたが、その話のその後です。 主治医の意見書を持ってハローワークに行ったところ、窓口で書類を提出すると、少しの間書類の内容などを確認していましたが、案外あっさり…
さて、ハローワーク編の続きです。 ハローワークに行って、無事に書類の提出も終わって、これで雇用保険が受給できる!と意気込んでいたところ、そこへ何やら新しい書類を出されてしまいました。 「主治医の意見書」と書かれた書類をハローワークの窓口で渡…
さて、今回は雇用保険の受給についてです。 雇用保険は、前の会社に1年以上勤めたのちに退職すると貰えるお金です。 通常、自己都合退職の場合は90日間を上限にもらえます。 このお金をもらうためには、まず、退職後に会社から送られてくる『離職票』をもっ…
さて、今回は傷病手当金のお話です。 会社員の方は、会社で健康保険組合に加入して保険証を有していると思います。 その健康保険組合の取りまとめ先である「協会けんぽ」では、病気になって休職することになった際に、『傷病手当金』というお金を支給してく…
あれこれ色んな考えが浮かんできては、それらについてくよくよと考えてしまう事ってありますよね? 過去の失敗や後悔など、突然思い出してしまって、あれこれ逡巡してしまう。そんな経験ありませんか? そんな時、どうやって思考を変えれば良いのか分からず…
さて、今回は回復期(中期)の激しい鬱から躁を経て、その後の経過について綴っていこうと思います。 後期は約半年間と位置付けています。その半年間について、経過を書いていきます。 激しい躁状態になった私は、お買い物中毒状態になってしまったのですが…
さて、前回は混合状態の経過の話をしました。 今回はその続きです。いよいよ躁が出現します。 グラフで当時の状況を表してみました。 波の高い位置が正常範囲を逸脱しているのが分かるでしょうか? また波の低い位置(うつ)でも正常範囲なので、この頃はひ…
前回は、死にたい気持ちが繰り返し襲ってきた鬱期の話をしました。 今回はその続きです。鬱の後の経過を綴っていきたいと思います。 死にたい気持ちを毎日抱えたまま寝ていることしかできなかったのですが、ある日の診察で主治医と話した結果、薬を増やすこ…
さて、今回は人生最悪の鬱期について、書いていきます。 思い出すのもヘビーですが、今は向き合えるくらい元気ですので、どういう経過を辿ったのか書いていこうと思います。 夏が終わろうとする頃、秋口に差し掛かって、私はうつの真っ只中にいました。 前回…
さて、前回まで回復期の前期の症状と、どのような経過を辿ったかについて綴ってきました。 今回はその続きです。 おさらいしますと、 急性期を休職して過ごすものの、会社員が決定的に向いていないことが分かり、会社を退職する決意を固めて意を決して会社に…
さて、前回の続きです。 回復期の特に前半について綴っていきます。 私が回復期と呼んでいるのは1年半程度の期間です。前期というのはその最初の5カ月間を指しています。 波の底辺では正常範囲を外れた鬱の中にかかっていますが、波の高いところ(躁状態)…
回復期に起きていた症状について綴っていこうと思います。 回復期を図で表すとこのようになります。 急性期との違いが分かるでしょうか? 急性期はひたすら鬱状態でしたが、回復期になると調子のいい時は正常範囲に入ってきます。 波の底辺も急性期の頃より…
さて、今回から、回復期に入ってからどのように過ごしていたかを綴っていこうと思います。急性期から一つ進みました。 回復期を図に表すとこのようになります。 急性期と比較すると明らかな違いがあるのがわかるでしょうか? 波の底辺の位置が少し上がってい…
さて、今回は運動の効果について綴っていこうと思います。 双極性障害と診断されたら、まず運動習慣を見直してください。 おそらく、運動なんて一切できない状態のはずです。それは、うつ状態である以上仕方ありません。 しかし、今後のことを考えると、少し…
こんにちは。 さて、双極性障害と診断されたらすぐやったほうがいいことシリーズですが、今回は『認知行動療法』を取り上げてみたいと思います。 『認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy 略して CBT)』とは何かというと、思考や行動の癖を把握し、自…
さて、双極性障害と診断されたらすぐやったほうがいいことシリーズ第3弾です。 今回は『日記をつける』です。 これもやったほうがいい明確な理由があります。 まず、前回の睡眠覚醒リズム表をつけるもそうでしたが、双極性障害と診断されたからには、自分の…
さて、双極性障害と診断されたらすぐやったほうがいいことの2回目です。 今回は、「睡眠覚醒リズム表」をつけてもらいたいと思っています。 どういったものかというと、これです。 https://www.secretariat.ne.jp/jsmd/gakkai/shiryo/data/suimin_kakusei_r…
今回は双極性障害と診断されたらすぐにやったほうがいいことを書いていこうと思います。 まず、光療法です。 光療法というのは、日光や人工光を浴びて足りていない光を補う治療法のことを言います。 特に、鬱状態の時にやったほうがいい治療法です。 なぜか…
さて、前回も急性期をどんな風に過ごしていたかを書きましたが、その続きです。 双極性障害と診断され、同時に2か月の休職の診断書を出されたわけですが、当然たった2か月休んだくらいじゃ治りません。今2年近く経ってますがまだ治ってないんですから。 …
さて、前回急性期に起きていた症状に特化して記述しました。 soukyokusho.hatenablog.jp 急性期はひたすら鬱でした、と前回書きました。 まさにこんな感じです。 正常範囲にまるでかかっていません。波の高い位置ですら鬱です。 そんな状態の急性期を、私が…
さて、急性期の症状と経過について振り返っていこうと思います。 急性期は、双極性障害と確定診断された頃から3か月くらいの間だったと思います。 その間の私はグラフで表すとこんな感じです。 正常範囲に収まっていれば、発症もせず日常生活が送れていると…
今日は、双極性障害で医師から処方される薬についてお話ししたいと思います。 まず、双極性障害は、うつ病とは全く違う脳の病気で、飲む薬も別物と話しました。 うつ病と双極性障害では、薬も違います。 同じうつ状態だからと言って、うつ病で飲む【抗うつ薬…
前回までで、発症前(双極性障害と確定診断される前)までのことは記述し終わりました。 そして、双極性障害とは何なのか?についてまとめてみました。 私が病気になってから調べまくった知識を総動員して書きましたので、かなり詳しく書いてあると思います…
前回までで、ついに双極性障害(躁うつ病)と診断されるに至りましたが、一連の流れを文章でつらつらと書いてしまったので、少し分かりにくかったかもしれません。 そこで、今回は、『起きていた症状』に着目して、書いていこうと思います。 その前に、まず…
前回は、ハードワークがたたって適応障害と診断され、勤務時間を減らしたのち回復して、服薬と通院から卒業することになったところまで書きました。 今日は、それ以降、いよいよ双極性障害(躁うつ病)と診断されるまでの日々を書いていきます。 すっかり治…
前回の続きです。 前回は会社が嫌いで行きたくなくなるも、どうにか持ち直して仕事に精を出していたところまで書きました。 その後、落ち着いた日々を過ごしていたのですが、 ある日、社内で大炎上プロジェクトと化していたある仕事に私も駆り出されることに…
さて、まずは双極性障害発症直前の様子について綴ってみようと思います。 これもとっても大事な部分です。双極性障害特有の症状のサインが眠っていたというやつです。 当時、私は会社勤めをしていました。 管理部門で働いていたのですが、実はその時すでに3…
はじめまして。私は現在「双極性障害」という病気を患っています。 2018年に発症し、かれこれ2年近く闘病しています。双極性障害(昔で言う「躁うつ病」)は、日本では100人に1人の割合で発症すると言われています。 100人に1人ですから実はとってもありふれた…